高脂血症とは

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生活習慣病としては、心臓病、脳卒中、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などがあげられます。

この中でも高脂血症というのは、どこも痛くならず自覚症状というものもありません。

いわゆる「血液ドロドロ」という症状のことです。

病気のような病気でないような、でも明らかに健康とは言えない高脂血症は、すべての生活習慣病の入口かも知れません。

ここでは、この高脂血症について、血のことについて掘り下げることで、生活習慣病について考えてみます。

高脂血症の症状

高脂血症という症状は、血液中の脂質、具体的には中性脂肪(代表的なものはトリグリセリド)やコレステロールが、多過ぎる状態のことを言います。

血液の中に脂肪があるのかと、不思議に思う人もいらっしゃるでしょうか? 

実際には、血液の中にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸と言う4種類の脂質がとけこんでいるのです。

そして問題なのは、血液中の脂肪が異常に増えても、ふつうは、痛くもかゆくもないと言うことです。

ですから、自覚症状というものはまったくなく、「高脂血症ですね」といわれても、それほど深刻に捉えない人がほとんどなのではないかと思います。

その結果、そのまま放置してしまい増えた脂質がどんどん血管の内壁にこびりついて、動脈硬化になってしまいます。

生活習慣病の第一歩

しかし、動脈硬化になっても、まだ自覚症状はありません。

そしてさらに放置すると、心筋梗塞や脳梗塞などになってしまいます。

ここへ来てやっと、高脂血症の大変さに気づくということになるケースが多いのです。

高脂血症とは、言ってみればすべての生活習慣病の入口とも言える、やっかいな症状なのです。

テレビでも一時、血液がドロドロかどうかを映像で見せると言う企画があちこちで見られることがありました。

あれを見ながら他人事と思っていた方も多いのではないでしょうか? 

しかし、実際のところ、現代日本のこのような暮らしは高脂血症にとてもなりやすい生活と言っても良いくらいなのです。

まだ元気と思っている間も、血液には脂質が増えているかも知れません。

高脂血症のタイプ

血液中には4種類の脂質がありますが、このうち多過ぎて問題になるのは、コレステロールと中性脂肪です。

高脂血症には以下のようなタイプがあります。

  • (A)コレステロールのみが多いタイプ(高コレステロール血症)
  • (B)中性脂肪のみが多いタイプ(高中性脂肪血症)
  • (C)両方とも多いタイプ(高コレステロール高中性脂肪血症) の3つのタイプがあります。

血液中にLDLと呼ばれる悪玉コレステロールが増えると、血管の内壁にこびりついて血管が厚く硬くなります。

コレステロールが多いと動脈硬化になりやすいと言うことです。

中性脂肪は、それ自体は動脈硬化の原因にはなりませんが、中性脂肪が多いと、HDLと呼ばれる善玉コレステロールが減って悪玉コレステロールが増えやすくなります。

そして間接的に動脈硬化の原因となります。

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