橋本病とは

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発見者の日本人の名前にちなみ、世界中で橋本病と呼ばれるこの病気は、甲状腺機能低下症の代表的な病気です。

橋本病はバセドウ病と正反対、甲状腺ホルモンの不足によってなる病気です。

どんな症状?

甲状腺ホルモンが不足すると新陳代謝が低下します。

知らない人が見ると、無気力で頭の働きも鈍った、ただの怠け者に見られてしまう可能性がとても高くなります。

しかしひどくなると痴呆の原因にもなる恐ろしい病気でもあります。

橋本病も甲状腺臓器特異性自己免疫疾患です。

甲状腺に対抗する自己抗体が甲状腺を破壊し、徐々に甲状腺機能低下症になるのです。

ただし、橋本病にかかっても60%の人には、機能異常は見られません。

橋本病にかかっても、甲状腺機能が正常なら身体に影響はありません。

橋本病の症状

橋本病にかかると、多くの場合、甲状腺が慢性に炎症を起こしているため、硬く腫れる場合が多いようです。

甲状腺腫が大きい人の中には、まれに喉に違和感や圧迫感を感じる人もいます。

甲状腺機能が正常な場合には、心身ともにまったく症状は現れないため、自覚症状もありません。

ところが、甲状腺機能が低下すると、必要量の甲状腺ホルモンを甲状腺が作ることができず、全身の新陳代謝が悪くなり、心身に様々な症状が現れます。

まず全身に寒気を感じたり、疲れやすくなり、動作も鈍くなります。

物忘れもひどくなり覇気を感じません。

食欲も減退し、脱力感や筋力低下に襲われます。

汗もでず、皮膚は乾燥し、脱毛が起こり、眉も薄くなります。

女性では、月経不順や月経過多の症状が現れる人もいます。

橋本病の治療

甲状腺機能が低下している人、甲状腺が大きく腫れて喉に違和感のある人は、適切な治療が必要です。

喉に違和感のある場合、甲状腺ホルモン剤を服用してまずは様子を見ます。

甲状腺が気管を狭めている場合には、手術を行なう場合もあります。

また、甲状腺機能が低下している人には、甲状腺ホルモン剤を処方して、不足している甲状腺ホルモンを補います。

甲状腺ホルモン剤は、その人、その人によって適量が違います。

そこで適切な甲状腺ホルモンの量を探るため、最初は少量づつ服用します。

そして徐々に増やして適量を探ります。

薬を服用して身体の調子がよくなっても、薬を途中でやめると、症状がぶり返しますから、必ず医師の指示を守るように注意しましょう。

甲状腺機能低下症状

甲状腺の機能が正常な場合には、例え、橋本病にかかっていても治療の必要はありません。

ただし、将来、甲状腺ホルモンが低下するリスクは高まります。

そこで3~6ヶ月に一度、診察を受けるのが良いでしょう。

甲状腺機能が低下している人は、不足している甲状腺ホルモンを服用することにより、身体に補充します。

橋本病の症状が現れると、基本的には、一生、毎日、薬を飲み続ける必要があります。

甲状腺ホルモンを服用し続けることは、多少、面倒かもしれませんが、それによって、健康体の人となんら変わらない生活を送ることができますから、根気よく飲み続けましょう。

甲状腺ホルモンの服用を中止するとまた症状が現れます。

そのようなことが無いよう、甲状腺ホルモンを飲むことを忘れないようにしてください。

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